宮澤やよいさん:
日本分析としては、3回目の南三陸町ですが、今回初めての参加で、現地を知ることが出来ました。
最初に、水戸辺の仮設住宅に当社のお水をお届けして、初めて仮設住宅を生で見る機会を得て、本当にまだこういう暮らしを続けているんだと実感しました。他人事ではないと感じました。
清水寺墓地の草刈り作業は、普段社内で一緒にいない他の部署の方と共同作業が出来て良い機会だと思います。ご住職の奥様が喜んでいる様子を見て、達成感を共有できたことが本当に良かったです。是非継続してボランティア活動に参加したいです。
山﨑亜紀さん:
私たちは、日本分析地域清掃ボランティア委員会として、普段から地域の清掃などボランティア活動を行っています。
2度目の日本分析ボランティア活動参加ですが、私はまだまだ戦力として動けていない印象です。もっと皆様のお役にたてるようになりたいです。回を重ねるごとに、社内のボランティア活動参加者数が増えて来ました。
今回は墓地草刈によって墓石がみえるようになり、ご住職夫婦も喜ばれていて達成感があり、参加して良かったと思います。
作業中ですが、集落が壊滅的被害を受けたということを人気の無さから実感しました。
今後も一人でも多く社内参加者を増やしてボランティア活動を継続したいです。
株式会社 日本分析 地域ボランティア活動
2013.7.13 南三陸町戸倉長清水 清水寺墓所草刈作業
2013年1月17日~6月14日、ラムズにETICの右腕派遣事業を通じてお世話になりました。5か月間、ありがとうございました。
はじめ、現地には派遣前にプレハブやトレーラーハウスしかなく、真冬から住込みで働くために、地元の方の協力で民家を修理して用意して頂き、現地と東京を行き来するスタッフと共同で生活しながら仕事するという、大変珍しい経験をさせて頂きました。
南三陸町は、今回の派遣で初めて訪れた場所で、この機会がなければ南三陸町の方達にはお会いできなかったと思うと不思議な感じがするほど、地元の方達に受け入れて頂き、ラムズの方達にはとても大きな財産を頂いたなと感謝しています。
この派遣では私は主に、内閣府の復興支援型地域社会雇用創造事業として資金を得て、被災地で起業された4人の起業家の方達、「ほったて小屋」さん、「戸倉養蜂」さん、「まゆ工房~彩~」さん、「たみこの海パック」さんと、一緒に商品を考えたり、パンフレットやパッケージをデザインしたりするという活動をしていました。
特に担当として、蚕のまゆから人形やコサージュなどの小物を作る「まゆ工房~彩~」さんと、養蜂を始められた「戸倉養蜂」さんに就かせていただいておりました。
どちらも、この機会がなければ携わってみることのないお仕事で、とくに養蜂という、生きているミツバチを相手の作業は、そもそも「蜂が怖くて触れなかったらどうしよう」という不安が出発点でしたが、幸いにというか、ミツバチたちがおとなしく、めったに刺したりしない生物で、しかもよく見ると小さくてかわいいというのを知ることができ、実際に作業してもいまだ刺されることもなく、無事に作業ができました。
戸倉養蜂さんのオーナーである阿部さんは、もともと養蚕の指導員を長年務めた方ですが、養蜂は初めてということで、現在仙台の斉藤先生に指導を受けながら、技術を学びつつ、飼育をされています。
やっと「分封」という蜂の群れが増えるチャンスにも、なかなかうまく新女王蜂が誕生しなかったり、定着しなかったり、気候が寒いのが続いたりと、日々変わる状況の中、試行錯誤しながらの作業で、改めて生き物が相手の仕事の難しさを体感しています。
私は今回途中で離れてしまいますが、秋には無事ハチミツが採れることを祈っています。また、できるだけこのご縁を続けて、自分なりにお手伝いできることを続けていきたいと思っています。
「まゆ工房~彩~」さんにも大変お世話になりました。
工房では、地元の女性を雇用し、「蚕のまゆ」から、動物のマグネットやコサージュ、置物、フォトフレームなどたくさんのかわいらしい商品を作っています。同じ白いまゆから色を染め、バリエーション豊かなアイディアで楽しい作品を生み出す事に携われたことは、とても勉強になり、充実した時間でした。そして、浜の元気な女性達の素晴らしいバイタリティと温かい人柄にふれる機会があったことを本当に幸いに思います。
被災地では、いまだ、建物があった地域は空白で更地が広がっている状況ですが、2年目、3年目とやはり少しずつボランティアや現地を訪れる方達が減り、関心がうすれていくような気がしています。その一方で、高台移転の話など住宅再建や、漁業の復活にかかる 船、漁具、作業小屋の費用などの工面という生活に直結した大きな問題が「今、これから」という時期でもあります。現地では、進まない事態に不安と疲労感、焦りがあるように感じます。これからこそ、「現地以外の皆さんが忘れず気にかけてくれている」、と被災地の方達が思えるような活動が必要になってくると思います。
今回、ラムズを通してご縁があった方達は、現地で本当に復興に深く関わっているリーダーであったり、この土地で「次の仕事」を生み出そうと頑張っている女性達です。ぜひ、私に続き、ボランティアでも、遊びに来るのでも構いませんので、南三陸の戸倉を見に来て下さい。
私は、10年東京にいた時より、ここ半年に出会った方のほうが遥かに多いです。そして、都会ではなかなか体験できない、繋がりの深いご縁を得ることができました。
私のできることなど限られてはいますが、このご縁を大事にし、長いスパンで南三陸の方達と関わっていけたらいいなと思います。半年足らずという短い時間ではありましたが、ラムズの方達、南三陸の皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。
ラムズ 右腕 菊地 新
(FaceBookの谷本考さんの投稿を転載)
https://www.facebook.com/tokyojoker#!/lambsfun/posts/102893496547527
写真撮影時のインタビュー:
Q プルデンシャル生命保険谷本考東京第一支社支社長の被災地支援とは?
A「生命保険会社は、大黒柱のお父さんがお亡くなりになった時に力を発揮する社会貢献事業だと考えています。私達の社会貢献では手が足りない部分をこうした被災地ボランティア活動でお手伝い出来れば、より一層の社会貢献活動になるのではないかと考え、活動を継続中です」
2012.11.1 活動内容
水戸辺地区側溝掃除:コミュニティスペース整備
津の宮地区草刈り開墾作業:高台移転候補地測量の為足場作り
市街地被災状況視察:震災から一年の復興速度確認
2012.12.29 update
私は8月21日~9月7日までの約2週間ちょっと、ラムズのインターン生(研修生)として現場のリーダーたちの傍で学ばせて頂きました。
インターン期間は1日1日が本当に濃い日々でした。初めての東北で初めての南三陸町。
そして…初めての被災地。見るもの、聞くこと、感じること、ほぼ全てが「初めて」で…正直戸惑いや葛藤、整理出来ない不安定な感情が多かったです。
でも…私の「支え」になったのは、受け入れ先のラムズの皆さんや地域の皆さんでした。皆さんといろんなお話が出来た事嬉しく思います。
皆さんとの交流の中で、時には涙を流す事、時にはお腹が痛くなるくらい笑った事…全てが私の宝物であり学びでした。
この2週間ちょっとの間、私は関わった多くの方々から素敵なものを与えて頂きました。心から感謝しています。
今度は私が皆さんへ還元していかなきゃ!ですね~。
という事で…私は沖縄で今回の経験や南三陸、戸倉の事を伝えて結ぶ役割を担っていきます!!大好きな南三陸のために、沖縄と南三陸を結ぶ、人と人を結ぶ「かけ橋」を目指して行動していきます。目指すは観光大使☆
「向き合うと決めたら逃げない!」これが私の軸です。
第二の故郷のために、私なりのペースで時には大胆に沖縄でも動いていきます♪
短い間でしたが、いろいろお世話になりました。
本当にありがとうございました。また冬に遊びに行きます♪
みちのく復興インターン生:知念麻衣子(沖縄)
「昨年の11月30日からNEC TOMONIプロジェクトとして企業ボランティアツアーに参加しています。また、個人ボランティアとしてもMITのプロジェクトに参加してます。最近は、知り合った南三陸町の方と個人的な交流も行っています。
復興の速度は、見た目は遅いかもしれないけど、被災者の皆様のお話を聞くと、本当に少しずつ少しずつ、前に進もうと頑張っておられるので、"復興は進んでいる"と感じます。
南三陸町に来てみて、自分自身、人を思いやる気持ちが増したと実感してます。
自宅の近所でも、暇を見つけて表に出て、草刈りしたり、ぶらぶらしながらご近所に声をかけるように心掛けてます。被災体験は他人事ではないと思います。いつ自分たちも被災するかわかりません。
被災地域で助け合う人たちを知って、近所の人とコミュニケーションを普段から当たり前にとる田舎のコミュニティの重要性を実感致しました。出来る範囲でご近所との交流も実行しています。
被災者の皆さんとコミュニケーションを重ねて、涙をこらえるのに必死な時も何度かありました。
何度か足を運ぶことで、今は、実家の一つ、自分の田舎のように感じております。
馬場中山の三浦さんには、竹のベンチ作りで長い時間を一緒に作業しました。そこで、仲良くさせて頂き、椿と山ツツジを株分けして頂きました。
『南三陸町のことを忘れないでほしい。僕らはここにいる』
株分けは、そんなメッセージを発しているように感じました。
現在、『絆の木』として、自宅の庭に植えております。
そのお返しに、自宅の庭のグランベリーとラベンダーを三浦さんに送りました。
被災地に植樹するだけじゃなく、被災地と繋がった人物と植樹交換をすることで、絆が深まったと感じております。
椿は津波を被っても根が深く生えており、無事でした。株分け作業も根が深く大変でした。二人がかりで泥だらけになって2時間かかりました。
津の宮の澤田さんには、爪楊枝の代名詞香木の黒文字を株分けして頂きました。
元来木が好きなので、自然を愛する者同士なんとなく通じる部分があり、自然の流れで樹木を株分けして頂きます。植樹交換はイベントではなく、交流から生まれる自発的な流れでいいことだなと感じています。
今後も南三陸町で知り合った仲間との交流は続いていきます。ボランティアを通じて人と人との交流の大切さを再認識致しました。
ここに来ることは、特別なことじゃなく、友達に会いに来る普通のことになっています。」
吉広さんのボランティア参加履歴 : 2011年11月~2012年11月
長清水 :清掃瓦礫撤去
津の宮 :間伐 薪割り 清掃瓦礫撤去
志津川 :福興市 バレーボール教室
馬場中山:小屋建築 竹製ベンチ造作
波伝谷 :草刈り 瓦礫撤去 丸太ベンチ製作 農道丸太橋架橋
水戸辺 :丸太ベンチ製作
2012.12.29 update
「3月に南三陸町戸倉にボランティアに来させて頂いて、支援に来たのに、逆に元気を貰いました。
支社のメンバーにこの体験を話したら、是非私達も行こう!となり、今日は、支社メンバーとボランティアで草刈りと田んぼを耕し、雑草除去をしました!
3月に来させて頂き、3ヶ月の時が過ぎました...
スタッフの方に、お話をお伺いしましたが、予想以上に南三陸エリアの復興は進んでいないようでした。
あの日から、1年3ヶ月が過ぎ...ボランティアでいらっしゃる方も少しずつ減り、莫大な課題がある中で、ここからが正念場の様に感じました。
それでも、必死で復興の為に、闘っている人々からは、沢山の勇気と元気を頂き、本当に感謝を覚えました!
個人の力は微力ではありますが、関西から心を寄せ続けて行きたいです」
多月さんの南三陸町 ボランティア参加 履歴 :
3月 在郷 慈眼寺 清掃瓦礫撤去 MDRT
6月 津の宮 天女塚 草刈清掃
津の宮 有機農法水田 草取り 大阪第二支社
2012.6.30 update